はじめに
2024年7月に映画化された、
『もしも徳川家康が総理大臣になったら』を
書籍版と映画版の違いをお伝えしたいと思います。
あらすじ
物語の舞台は2020年。
新型コロナの初期対応を誤った
日本の首相官邸でクラスターが発生。
あろうことか総理が感染し、死亡する。
国民は政府を何も信頼しなくなり、
日本はかつてないほどの混乱の極みに陥った。
そこで政府はかねてから画策していた
AIとホログラムにより偉人たちを復活させ
最強内閣をつくる計画を実行する。
書籍
著者:眞邊 明人
出版社:サンマーク出版
発売日:2021年3月16日
映画
監 督 武内英樹(『翔んで埼玉』『テルマエ・ロマエ』など)
2024年7月26日(金)
東宝系にて全国公開
主 演 浜辺美波
坂本龍馬 赤楚衛二
織田信長 GACKT 徳川綱吉 池田鉄洋
豊臣秀吉 竹中直人 足利義満 小手伸也
徳川吉宗 高嶋政宏 聖徳太子 長井短
北条政子 江口のりこ 紫式部 観月ありさ
徳川家康 野村萬斎
ストーリー比較
書籍
1ヶ月の都市封鎖を実施
警察庁長官:大岡忠相(映画登場せず)
市中見回り:新撰組
10日で全国民50万円の給付
偉人の決断・実行力でコロナから
早期に立ち直り、ネット空間で万博を開催
仮想通貨の流通など、世界を相手に経済戦争を
仕掛けて行きます。
防衛大臣:北条時宗(映画登場せず)
外務大臣:足利義満
映画
都市封鎖・50万円給付の
決断力と実行力で懐疑的だった
内閣支持率が急上昇
制作が保守的な家康に対して
カリスマ性と革新的な政策で
経済産業大臣の織田信長に
人気が集まり、首相交代論が高まる
という、国内の政局的な内容。
書籍版には登場しない
文部科学大臣:紫式部
法務大臣:聖徳太子
が登場します。
テーマの違い
書籍版・映画版ともに、
過去の自分たちがやってきた事を元に
現代の日本を建て直しますが、
未来は、現代人に委ねられます。
書籍は、国内の建て直しから
世界に打って出る話。
映画は、出演者に見せ場を多く作るため
内政的な内容で、国内の権力争いが主です。
響いた言葉
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
書籍版で紹介された言葉です。
この本を読み終えると、
その通りだなと納得してしまいます。
結論
歴史好きの方は、書籍版がおすすめです。
徳川綱吉や荻原重秀など、名前は知っているけど
詳しく知らなかった人の功績を知れました。
選挙に当選するため、世論受けを狙った
政治家と偉人達の対比もよかったです。
何より、官房長官の坂本龍馬がカッコ良い。
歴史にあまり興味がない、読むのが苦手な人には
映画版でイメージ作ってから書籍がお勧めです。
自分は、Amazonオーディブルで聴いて映画観ました。
ラスボスは、書籍も映画も一緒ですが
満足度は書籍の方が高かったです。
特に、SNSでの誹謗中傷に対する
総務大臣:北条政子の演説は
書籍版のみです。
世へのメッセージ性と言う点でも
映画でも採用して欲しかったエピソードです。
読まれた方、映画見た方
是非感想を聴かせてください。
お盆休みに
映画でも如何ですか?
と言う事で、書いてみました。
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