はじめに
ユダヤ富裕層が13歳までに学ぶお金のルール』川口幸子著の中で、
お金に関する34のルールをユダヤ系欧米人と日本人を比較して述べています。
私は、お金について学ぶ機会がなかった。
それゆえ、
貯まっていたお金。
使わずに済んだお金。
増えていたお金。
があったと思います。
子供たちには、
お金について
知って欲しい。
考えて欲しい。
その結果
お金に縛られず
人生の選択肢を増やす。
そんな思いから、
子供たちに伝えるつもりで
34のルールを記して行きます。
今日は、
ルール11「天引きした後にお金を使う」です。
ルールの概要
先取り貯蓄でやりくり上手
1.お金を使ってから残った分を貯める。
2.貯めてから残った分を使う。
1と2では、どちらがお金が貯まるか?
答えは、2です。
先に貯めてしまっているので、
残っているお金を上手に使える様にならないと
いけません。
お金の使い方について、考えられる様になります。
クレジットカードの分割払いやリボ払いは
真逆の使い方です。
将来得る予定のお金を先に使ってしまっているので、
お金は貯まっていきません。
「ノーペイン・ノーゲイン」の教え
あるところに仲のいい3人兄弟がいました。
それぞれ各地に修行に赴きます。
10年後修行先で見つけて物を持ち帰ります。
長男は、世界の隅々まで見渡せるコップ
次男は、空飛ぶ絨毯
三男は、不思議なザクロ
長男がコップで世界を見ていると
ある国のお姫様が床に横たわっている。
隣で、王様が「誰か病を治して欲しいと」嘆いている。
次男の、絨毯でお姫様のところに3人で向かう。
お姫様の元について、三男は不思議なザクロを
半分に割って食べさせます。
すると、お姫様は病気から回復したのです。
喜んだ王様は、3人のうち誰とでも結婚して良い
と告げます。
お姫様は、そこで質問します。
「世界を見渡せるコップは、今も元のままですか?」
「魔法の絨毯は今も飛べますか?」
「ザクロの実は、以前のままですか?」
コップも絨毯も元のままだが
三男のザクロは半分になっている。
お姫様は、三男と結婚することにしました。
「なぜなら彼は、私のために
ザクロの実が半分になってしまったから」
これは、ユダヤの聖典『タルムード』に書かれている話
何かを失わなくては、何も得られないという教えです。
先に犠牲を払うことで、
後から大きな幸せを掴むことができる
それがこのお話の教訓です。
子供たちに伝えたいこと
入ってきたお金は自動で貯まるシステム作りが大切
これまでも、紹介してきたiDeCoやNISAへの積立投資は
先取り貯蓄という点ではとても有効です。
バイト代と小遣いの先取り貯蓄を続けて欲しいと思います。
現状は、言われたまま行なっているだけですが、自分で
考えて人生設計と照らし合わせて行なって欲しいと思います。
ノーペイン・ノーゲインの教え
最近患者さんから聞いた話です。
2011年3月11日の東日本大震災の時
都内で働いていた娘さんは、自宅まで歩いて帰りました。
ご自宅に着いたのは、朝5時だったそうです。
その間、飲食店や雑貨屋さんなど
数店舗空いていたそうです。
お店の前で、
「冷えるでしょ?お腹空くでしょ?お代いらないから食べていきなさい」
と炊き出しをする店舗が所々にあり、飢えや寒さを感じずに
温かい気持ちで帰って来たそうです。
逆に、
水や食料をなどを通常よりも値上げして
販売しているお店もあり、寂しい気持ちになったそうです。
震災後、それぞれのお店がどうなったかは
想像に難しくありません。
おさらい
日本には、『損して得取れ』ということわざがあります。
※『得』取れは、以前は『徳』取れだった様です
将来的な利益に繋げられるようであれば、
最初に損失があったとしても
将来への初期投資だと思えるでしょう。
お金を貯めるという点では、
先取り貯蓄を推奨します。
何かを行動するときには、
損得ではなく、人のことを思って
自分の損得ではなく動いて欲しい。
優しさ・思いやりでの行動に
見返りを考えずに動いて欲しい。
お金やお礼が返ってこなくても
その分『運』は貯まりますから!
詳細は、『運転者』に書いてあります!
皆さんのお金に関する話
子供にどのように教育しているかなど
お金の話をタブーとせず
是非聞かせてください。
コメントお待ちしております。
変えられるのは自分と未来だけ!
小さな習慣が未来を変える、
一度きりの人生を楽しみましょう!
アウトプットも習慣化!
毎朝更新に挑戦中です。
目指せ!1000日連続更新
残り964日
コメント