はじめに
本日は、ルール24「投資はしても投機はしない」です。
「投資と投機の違いを知る」
長期目線で、確率の高い運用をしよう
というお話。
ユダヤ富裕層が13歳までに学ぶお金のルール』川口幸子著の中で、
お金に関する34のルールをユダヤ系欧米人と日本人の比較を通じて述べています。
子供たちには、お金について
知って欲しい。考えて欲しい。
お金に縛られず
人生の選択肢を増やして欲しい。
そんな思いから、
子供たちに伝えたい事を記していきます。
ルールの概要
短期間で売買するのは投機
「投資はいいが、投機はしてはいけない」
ユダヤ人の大人が子供にいう言葉。
投資と投機、言葉はよく似ています。
投資とは、
「投資先の将来」を見据えながら利益を追求することです。
一度買った株やファンドなどの金融商品は、
その投資先の将来を見据えて長期で保有することになります。
投機とは、
「価格変動」を予測して、
金融商品を短期間で売買して利益を得ることです。
FXや株の短期売買は、投機に当たります。
将来のためにお金を増やしたいなら投機は向かない
投機はギャンブルに似ており、
大きなお金を一瞬で失うリスクがあります。
失っても困らない余剰資金で
短期間の利益を狙うならよいかもしれませんが、
将来のためにお金を増やすには向いていません。
パチンコや投機にハマる人は、
初期の成功体験が原因で深みにはまることが多いです。
デイトレードも短期の利益確定を目指す投機であり、
知識や経験がなければ大損する可能性があります。
書店で『FXで1億円』や
『株で億万長者』といった本を見かけます。
多くの人が大金を失い、
家庭不和や離婚に至るケースも少なくありません。
将来やりたいことや目的に向けて
長期的にお金を増やす投資とは異なります。
現実には、知識不足や不適切な投資で
大損するリスクが高いことを理解し、
慎重に行動することが重要です。
責任を負う覚悟がなければよくわからない世界へは踏み込まない
地道に働くことに「面白くない」と
感じることがあるかもしれません。
美味しい投資話や友人の誘いに乗る前に、
一度クールダウンして冷静に考えましょう。
18歳からは成人として契約や
クレジットカードの作成が可能ですが、
それには責任が伴います。
お金儲けは負債やトラブルを招くリスクもあり、
その責任を負う覚悟が必要です。
よくわからない世界に踏み込む前に、
お金の専門家に相談し、慎重に考えましょう。
長期的な視点を持つことが大切です。
子供たちに伝えたい事
大前提に、短期的に儲かる話は詐欺です。
信用できる友人であっても、辞めておきましょう。
その話によって
①得られたかもしれないお金
②失わなかったお金
①も②も損したと思うでしょう。
しかし・・・
②はたくさん失っています。
お金、友人、時間、信用などなど
大前提として、短期間で大した苦労なく手にしたお金は
簡単に使ってしまう可能性が高いです。
それこそ、短期的にお金を得ると
『ドーパミン』という脳から興奮物質が出ます。
その興奮・快感は依存性が高いです。
よって際限なくお金を求めていく様になります。
ギャンブルで初期に当たりを経験すると
その興奮が忘れられずに
依存状態になりやすいのはその為です。
競馬で大儲けした経験がなくて良かったと思います😅
絶対儲かる話は、絶対にないと断言できます。
投資を進める本・人の内容は、
『過去のデータ』から『可能性が高い』と表現します。
そして、自己責任であることを何度も伝えます。
なので、売買判断は本人に行わせます。
お金を預かって分配することはせず、お金の増やし方を教えます。
なぜなら、
お金が増える事に
絶対がないことを知っているからです。
おさらい
投資は、
長期的に資産を増やすためにお金を運用する行為であり、
時間をかけて利益を得ることを目指します。
リスクはあるものの、
リサーチと計画に基づいた慎重な判断が求められます。
投機は
短期的な価格変動を利用して利益を狙う行為で、
ギャンブルに近いです。
高リスク・高リターンを追求し、
一瞬で大きな損失を被る可能性も高いです。
投資は将来の安定を目指し、
投機は即時の利益を狙うという違いがあります。
まずは、
投資について学び実践し将来の不安を少なくしましょう。
変えられるのは自分と未来だけ!
小さな習慣が未来を変える、
一度きりの人生を楽しみましょう!
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