ルール27 お金の育成期には運用に回す

はじめに

本日は、ルール26「お金の育成期には運用に回す」です。

「育成期には積極的に運用に回して増やす」
というお話。

ユダヤ富裕層が13歳までに学ぶお金のルール』川口幸子著の中で、
お金に関する34のルールをユダヤ系欧米人と日本人の比較を通じて述べています。

子供たちには、お金について
知って欲しい。考えて欲しい。

お金に縛られず
人生の選択肢を増やして欲しい。

そんな思いから、
子供たちに伝えたい事を記していきます。

ルールの概要

貯金を重視する日本人

日本人は
「将来困らないように、貯金しておきなさい」
という教えのもと、
預金を重視する傾向がある。

コツコツと貯金し、
銀行にお金を蓄えることが
真面目で立派な人とされる風潮がある。

また、結婚相手には1000万円程度の
貯金を求める若者もいる。

一方で、投資に対しては「一攫千金」や
お金に汚いというイメージがあり、
敬遠される傾向がある。

最近ではiDeCoやNISAなどの非課税投資制度が普及し、
投資のハードルは下がってきたが、
まだまだ投資を悪く捉える人も少なくない。

ユダヤ人にとって銀行に大金を預けるのは意味不明

欧米では、
働いたお金を長期的に投資して
運用するのがスタンダード。

ユダヤ系欧米人にとって、
大金を銀行に預ける日本人の習慣は驚きであり
「なぜ投資に回さないのか」と不思議に感じている。

彼らは銀行預金が大金であるほど、
将来のことを考えていないと見なす。

日本人は投資を悪いイメージで捉えることが多いが、
ユダヤ系欧米人の間では、
お金に不自由する人はダメな人とされる。

そのため、
金利がほとんどつかない銀行預金は無駄と見なされます。

臨時収入はすべて将来のために投資すべき

日本では、年間贈与額が110万円以下なら
贈与税がかからない。

そのため、親や祖父母から少額ずつ
贈与を受け取る人も多い。

臨時収入を得た場合、
それを将来のために全て投資に回す。

社会人になったら自分で稼いで
生活する習慣をつける。

親や祖父母からのお金を
断りきれないときは感謝して受け取る。

それを投資に回して将来の幸福を築いていく。

親の支援に頼り続けると自立が難しくなる。

ユダヤ系欧米人は子どもが小さい頃から
お金の仕組みを教え、自立できるように教育している。

彼らは臨時収入を得たとき、
社会貢献に一部を使い、
残りは全て将来のために投資する。

「置いておくだけでは役に立たず、
人は目の前のお金を当てにしてしまう。
だから置きっぱなしは一番よくない」
と教える。

ボーナスも臨時収入として投資に回す

年に数回のボーナスも臨時収入。
これを投資に回す。

ボーナスを当てにして生活するのではなく、
ボーナスは臨時収入と考える。

クレジットカードのボーナス払いは
リスクがあるので避ける。

ユダヤ系欧米人は、
臨時収入はなかったものとして
投資に回すのが鉄則。

多少は自分の成長や
大切な人との時間に使ってもよいです。

生活レベルを変えるような使い方は避ける。

お金を育てるために、
臨時収入を投資に回す習慣を身につける。

子供たちに伝えたいこと

これまで、
お年玉や誕生日でお金を貰う度に

『貯金しなさい』と言ってきました。
自分も言われてきたからです。

でも、それは預けているだけで金利の力で
お金が増えた40年前の名残です。

幼き頃、その様に母から言われてきた名残です。
そんな、母も今では貯金していても仕方ないと
投資信託や個別株を買っています。

祖父が株をやっていたお陰で
その辺のハードルが低いのかもしれません。

おじいちゃんが儲かっていたのかは
分かりませんが・・・

今、次男（小3）には
誕生日の際に、
自分が欲しいものを色々と日替わりで
伝えてきます。

大抵は、本かゲームです。

本だったら何も言わず即決します。
ゲームだったら、祖父母・両親からのどちらかから
として、1本のみ。

残りは、将来のために
『お金に旅をさせよう！』
と言って投資信託を買っています。

事あるごとに、経過を見せています。

自分も今年iDeCoの月額を3000円増額しました。
NISAの成長投資枠は、ボーナス付きに少し買い足しています。

定期預金は0円です。
普通預金、NISA（積立＆成長）、iDeCoに
色々なポイントも全て投資する設定になっています。

若いうちは貯金ではなく、投資。
お金を動かす。転がすイメージを持って欲しい。
そして、知識はお金になると知って欲しい。

おさらい

日本人は貯金を重視し、
預金を立派とする風潮があります。

ユダヤ系欧米人は投資を重視します。

彼らは臨時収入を全て将来のために投資し、
親や祖父母からの贈与やボーナスも投資に回します。

お金の仕組みを教え、自立できるように教育します。
これにより、将来の漠然とした不安を
取り除くことができます。

変えられるのは自分と未来だけ！

小さな習慣が未来を変える、
一度きりの人生を楽しみましょう！

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引用・参考文献