はじめに
のプロローグ部分が良い話だなぁ
と思ったので紹介したいと思います。
人生最後の日に後悔なく生きる
ある大学の授業で、
教授は大きな壺に石を詰め、
学生たちに「壺は満杯か?」と尋ねました。
学生が「満杯」と答えると、
教授はさらに砂利や砂、
水を加えて壺に詰め込みます。
教授は、先に「大きな石」を入れないと、
あとから入れる余地がなくなると説明しました。
この「大きな石」は、
仕事、家族、夢など、
人生で最も大切なものを象徴しています。
つまり、
人生において大切なものを最優先しなければ、
それを失う可能性があるという教訓です。
一番大切なことに全力を注ぎながら生きることが、
人生最後の日に後悔なく死ぬための唯一の方法です。
人生において幸せを感じる3つの要素
- Pleasure(楽しみ):喜びや愉快な瞬間を感じること。
- Flow(没頭):時間を忘れて夢中になれる活動に取り組むこと。
- Meaning(意義):人生の目的や仕事の意義を見出すこと。
このなかで最も幸福を左右するのが、
「Meaning」なのだそうです。
なぜなら、
「Pleasure」の快楽は次第に慣れてしまう。
「FLOW」状態には、
いつでも入っていられるわけではないからです。
これらのことから、
最も幸福に影響を与えるのは、
「Meaning(意義)」です。
人生で一番大切なもの
(=大きな石)が明確になっていれば、
日常の何気ないことも雑用ではなく
大切な仕事となり、
充実感を得ることができます。
人生で一番大切なものを見つけ、
それに集中することが、
幸せで後悔のない生き方に繋がります。
5人の侍
この本では、
「サムライ」の語源は「さぶらふ」という動詞。
「さぶらふ」とは、
「大切なものを守る」という意味。
自分の命を超えて大切にしたいものを見出し、
そこに生きる理由を見出した5人として
吉田松陰
高杉晋作
野村望東尼
ジョン万次郎
坂本龍馬
の5人が紹介されています。
『あした死ぬかもよ』 で色々と
考えさせてもらってから時間が経ちました。
今度は、幕末の偉人から
より良い生き方を探っていきたいと思います。
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