はじめに
「DIW WITH ZERO」ビル・パーキス著は、
人生を最大限に楽しむための哲学と
実践的なアドバイスを提供しています。
この本で、私が最初に感銘を受けたのは、
『アリとキリギリス』の話。
キリギリスは毎日遊んで暮らして、
後に餓死します。
自業自得と思う部分もありますが・・・
※話によっては、改心して次の夏は働いた。
では、アリはいつ楽しんだの?
冬は蓄えてのんびり過ごしたが、
春〜秋の楽しみを知りません。
将来に備えて、
使い切れずに人生を終える人が多いそうです。
計画性を持ちつつも、
今その時にしか出来ない体験・思い出を作ることが
大事とこの本で知りました。
本日は、
やりたいことの「賞味期限」を意識する です。
本の内容と異なる切り口の部分もあるので、
興味を持ったら本を読んでください。
得ることが、『ゼロ』 ではないと思います。
やりたいことの「賞味期限」を意識する。
いつまでも子ども用プールで遊べると思うな
人生の段階が移り変わるたびに「小さな死」を経験します。
これまでできたことができなくなります。
たとえば、
子どもと一緒に映画を観たり、
スポーツを楽しんだりする機会は、
いつか終わりを迎えます。
しかし、
私たちはその瞬間がいつ来るかを予測できません。
物事を先延ばしにしていると、
やがて楽しむ機会が失われてしまうことを、
子ども用プールで遊ぶという比喩を用いて説明しています。
人生には、各段階でしかできない経験があり、
それを逃すと取り返しがつかないため、
機会を大切にすべきです。
死ぬ前に後悔することトップ2
多くの人が人生の最後に抱く共通の後悔は、
「もっと自分に忠実に生きればよかった」と
「働きすぎなければよかった」の2つです。
オーストラリアの緩和ケア介護者ブロニー・ウェアが
余命わずかな患者に聞いた後悔の中で、最も多かったのは
「他人に合わせた人生ではなく、自分の夢を追えばよかった」
というもの。
次に多かった後悔は、
「仕事に没頭しすぎて、家族と過ごす時間を失ったこと」
でした。
特に男性は、仕事を優先しすぎたことを
後悔していました。
人生の終わりに、
家族との時間を大切にしなかったことが
大きな後悔として残るのようです。
いずれ失われることに目を向ける効用
人はいつか死に、
人生の各ステージは限られています。
これを意識することは、
憂鬱に思えるかもしれません。
しかし、実は幸福度を高める効果があります。
ある心理学実験では、大学生が引っ越しを控え、
残された時間を意識した結果、日々の行動に対して
充実感が増したことが示されています。
人生の終わりや
特定の時間の有限性を意識することで、
時間を最大限に活用しようとする意欲が高まり、
より積極的に行動するようになります。
日常が無限に続くと考えがちな私たちですが、
人生の各段階は有限であり、
その価値を認識することが
充実した生き方につながるのです。
学んだこと
娘2人は共に大学生です。
幼い頃のように、おかえりなさい。と
走ってくることも、手を繋いで買い物に行くことも
ありません。(あったら危うさを感じます。)
長男が高校生になってからは、
バッティングセンターに行くことも、
キャッチボールすることもありません。
次男は・・・
今の所、いろいろ一緒に体験できます。
失ったから気づけること、
尊い日々。
長女は来春就職して家を出て行く予定です(仮)
6人で食卓を囲むことが、年数回のイベントに
なる日も近いです。
長女が家を出るまでに、屋久島の縄文杉へ・・・
長男の部活があるので、6人は難しそうです。
出来るメンバーで実施を目指そうかな。
まとめ
人生は限られた時間の中で
いくつかのステージに分かれており、
それぞれの段階でできることは限られています。
いつか失われるものに目を向けることで、
私たちはその時間をより大切にし、
充実した日々を送ることができます。
終わりを意識することで、残された時間を
最大限に活用しようとする意欲が高まり、
より積極的な行動が促されるのです。
特に、子どもがいる人は、
彼らが成長して次の段階に移るまでに
一緒に何をしたいかを考えてみましょう。
今後1、2年の間に、子どもたちと過ごす時間を
どのように使いたいかを具体的に思い描くことで、
かけがえのない瞬間を無駄にしないように
することができます。
人生の各ステージを意識し、
今ある時間を大切にしましょう。
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