はじめに
喜多川泰 著 『手紙屋』は、
就職活動に出遅れ、将来に思い悩む、
大学4年生の諒太が、
働くことの意味、お金、成功など
色々なことに悩み、気付き、成長していく
物語です。
諒太からの手紙は、
普通の大学生が抱く悩み・葛藤です。
読者が共感する部分だと思います。
その部分や手紙屋が誰なのかなどは、
是非、実際の本を手に取って確認してください。
読む時間がなければ、オーディブルでの
聞き読書もおすすめです。
就職活動中の長女も
凄く良かった!
内容は忘れたけど・・・
というので、
このブログの趣旨の一つに
子供達に伝えておきたいことを書こうと
思っているので、一通ずつ紹介していきます。
本日は、
六通目
『自分に向いていることを探さない』です。
自分に向いていることを探さない
学校教育は、さまざまな才能を持つ子供たちを
一つの方法で育てるようなもので、
その方法が合う子もいれば合わない子もいる。
よって、才能が発揮されないのは、
その人に能力がないのではなく、
育て方が合わなかっただけと指摘しています。
学校教育と同様に、就職活動中の大学生が
「自分に向いている仕事」を探すことに固執することは、
自分の本当の才能や可能性を見逃すリスクがある。
実際にやってみなければ、
自分に向いているかどうかはわからず、
続けるうちに思いがけない喜びや才能が
開花することもあるのです。
どの会社に就職するかは重要ですが、
会社の規模や知名度ではなく、
その会社の目的やビジョンが
自分をワクワクさせるかどうかを基準にした方が良い。
人生のゴールは焦って見つけるものではなく、
時間をかけて発見するもの。
学び・気付き
専門職を目指した時点で、職種は決まりますが、
どこで働くか、どの分野で働くかは選べます。
理学療法士なら、場所(病院・施設・在宅)
分野(整形・中枢(急性期・慢性期)・呼吸器など)
選べます。
自分は、死への恐怖を克服したい。
笑顔で最後を迎えたいという思いが
あったので在宅を選びました。
死への恐怖を克服は出来ないですが、
理想の最期は、いろいろ見聞きして
イメージは出来ました。
多くの方と接する中で、今なら挫折した
営業職も少しはできるかな?と思います。
続けていたら、
変わったかもしれませんが
恐らく健康は害していたと思います。
子供たちとの時間も今ほど取れないでしょう。
お金は貰えたでしょうけどね。
働きながら、自分が大切にすることを見つけて、
色々な経験と勉強を重ねて、
試行錯誤していくことが大事だと思います。
全ての可能性を否定する『絶対無理』と言う言葉が嫌い。
多くの成功者が言う。
成功の秘訣は、『成功するまで続けること』と。
まとめ
学校教育や就職活動で
「自分に向いていること」を探しすぎることの
リスクを説いています。
才能が発揮されないのは能力の欠如ではなく、
実際にやってみなければ適性はわからない。
会社選びにおいては、規模や知名度ではなく、
その会社の目的やビジョンが
自分をワクワクさせるかどうかが大切。
変えられるのは自分と未来だけ!
小さな習慣が未来を変える
一度きりの人生を楽しみましょう!
天は自らを助くるものを助く。
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