はじめに
喜多川泰 著 『手紙屋』は、
就職活動に出遅れ、将来に思い悩む、
大学4年生の諒太が、
働くことの意味、お金、成功など
色々なことに悩み、気付き、成長していく
物語です。
諒太からの手紙は、
普通の大学生が抱く悩み・葛藤です。
読者が共感する部分だと思います。
その部分や手紙屋が誰なのかなどは、
是非、実際の本を手に取って確認してください。
読む時間がなければ、オーディブルでの
聞き読書もおすすめです。
就職活動中の長女も
凄く良かった!
内容は忘れたけど・・・
というので、
このブログの趣旨の一つに
子供達に伝えておきたいことを書こうと
思っているので、一通ずつ紹介していきます。
本日は、
五通目『ある人の人生』です。
ある人の人生
五通目では、
会社を「法人」という一人の人間として例え、
会社の成長や存続に必要な条件を考えさせます。
会社にも親(創業者)がいて、国に登録され、
税金を納めながら経済活動を行い、
他の法人や人々と関わりながら生きていきます。
そして、すべての法人には誕生日があり、
必ず「終わり」があると説きます。
長く存続するためには
「多くの人から長期間、必要とされる」ことと
「収入内で生活をする」の二つが不可欠です。
これは法人だけでなく人間にも共通する要素であり、
多くの人から必要とされることが、
幸せな人生の鍵であると強調されます。
就職活動中の諒太に対して、
会社の規模や知名度ではなく、
その会社の性格や考え方が自分に合うかどうかを
基準にして選ぶべきだとアドバイスしています。
長い目で見たとき、
法人としての性格や考え方が、
自分の人生観に合っているかが重要であり、
一生付き合っていく相手かもしれないため、
慎重に選ぶよう促します。
学び・気付き
大学卒業して就職する時は、
知名度と月収で探していました。
理学療法士になって就職する時は、
大きな病院のリハ科に所属して、
色々な症例を見て知識高めた方が・・・
と思いましたが、ベースの知識が低いから
飛び込む勇気がなかった。
結果
月収と通勤距離で、選びました。
あれから18年。
今年法人は、30周年を迎えました。
自分は、18年間で月収はほぼ増えていません。
でも、たくさんの経験をさせて貰いました。
やりたい、勉強したいと思ったことに対しても
資金と時間の面で支援してもらえました。
5年でサイドFIREしようと思っているので、
残り少ない(仮)時間だと思いますが、
感謝しています。
悪いところに目を向ければ限りなし。
良いところに目を向ければ、これまた
限りなしです。
きみすけ的考え方では、
物事を減点方式で考えるよりも
加点方式で物事捉えた方が幸せだと思います。
人生に無駄な経験なんてありません。
すべて加点と考えたい。
まとめ
会社を一人の人間に例え、
その成長や存続に必要な条件を探る。
長期間にわたり多くの人から必要とされ、
収入内で生活を維持することが、
法人だけでなく人間にとっても
幸せな人生を送るための鍵である。
就職活動中の諒太に対しては、
企業の規模や知名度ではなく、
その会社の性格や考え方が自分に合っているか
どうかが重要であるとアドバイスがされています。
会社の選び方、
少し異なる視点で選べるのでは
ないでしょうか?
終身雇用が当たり前ではない時代。
無理してしがみついて、病む必要はないと思います。
変えられるのは自分と未来だけ!
小さな習慣が未来を変える
一度きりの人生を楽しみましょう!
天は自らを助くるものを助く。
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