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「つい感情的になってしまう」あなたへ ①領域の話

目次

はじめに

本のタイトルに惹かれて、
手にした

「つい感情的になってしまう」あなたへ
をパラパラ読みして自分が取り入れようと思った
部分をアウトプットしていきます。

3章に書かれている「領域」の話と
5章の「習慣」の話をしていきます。

本日は、「領域」の話です。

お互いの領域がわかると、心がすっとラクになる。

お互いの領域を尊重していますか?

お互いの「領域」を尊重・理解することは、
人間関係で重要です。

「役割期待」のズレが
「感情的」になる原因です。

こうして欲しいと期待しているのは「自分」
期待されている方は、相手から期待されているだけで
必ずしも応じる必要はありません。

自分の影響を及ぼせる範囲=「自分の領域」
自分が期待している相手=「相手の領域」

領域意識の欠如が感情的な
反応を引き起こすことが多いです。

価値観の押し付けは相手の「領域」を侵している

自分の領域に責任を持つ

相手が自分の「領域」に踏み込んでも我慢を続けると、
ある日突然感情的に爆発してしまうことがあります。

例えば、友達との旅行で宿の手配を毎回任されていた人が、
「自分が毎回手配する役で、辛い。もう一緒に出かけたくない」
と怒りを爆発させたケース。

友達からは驚かれ、
場合によっては「メンタルがやられている」
と思われてしまいます。

これは、怒った本人が自分の「領域」に責任を持てず、
適切に自分の気持ちを伝えられなかった例です。

早い段階で「次はあなたがやって」と言えば、
関係が壊れるような事態を避けられたでしょう。

自分が感じていることをきちんと伝える方が、
我慢し続けるよりも「大人」なのです。

「領域」に踏み込まれないようにするには?

決めつけのひどいタイプの人は案外多くいます

義母から「ズボラ」と決めつけられたとき、
「家に来ないで」と感情的になるのは当然です。

こうした決めつけは相手の「領域」に踏み込むもので、
精神的な暴力と感じられます。

しかし、感情的に反応し続けると
「戦闘モード」の人と見られ、人間関係が悪化します。

ではどうすれば良いかというと、
「領域」の概念を確立し、相手の発言を自分の領域への
侵害と見なさないことです。

相手の発言を「相手の領域でのつぶやき」
と捉えることで、適切に防御できます。

これは「バカにされた」と感じる状況でも同じです。
相手がその場で何かを言っただけだと見れば、
感情的になる必要はなくなります。


この見方は訓練が必要ですが、
感情のコントロールに役立ちます。

決めつけはあくまで「相手の領域」
での問題だととらえる

ついアドバイスしたくなったら?

感情的になりがちな人は、相手の領域を尊重せずに
余計なアドバイスをしてしまうことがあります。

例えば、部下に対して「学生気分が抜けてない」
「社会人としての自覚がない」といった言い方です。

このように注意をする上司は、相手の行動だけでなく
人格そのものを否定してしまっているため、
パワハラと見なされる可能性があります。

注意の際には「行動」と「人格」を
区別することが重要です。

感情的に相手の人格を攻撃するのではなく、
「この行動はこうしたほうがいい」という
具体的なフィードバックを心がけるべきです。

パワハラと見なされないためには、
冷静な対応をするトレーニングが有効です。

トーレニング① 相手の人格と行動を区別する。

感情的に叱責する際、しばしば相手の人格にまで
踏み込んでしまいますが、
他人の人格を変えることは不可能です。

変えられるのはせいぜい一つの行動だけです。

相手の「仕事上のミス」について、
「ミスをしてはいけない」
「ミスはこういう問題を引き起こすから気をつけて」
という具体的なフィードバックにとどめるべきです。

これ以上のことを求めると不満が募り、
相手が感情的になってしまうのです。

トレーニング② 伝える際の主語を「私」にする

伝える際の主語を「私」にすることが重要です。
「君」を主語にすると相手の人間性を評価する形になり、
パワハラにつながりやすくなります。

主語を「私」にすることで、
「こういうミスをされると私は困る」という表現になり、
相手への攻撃ではなく、自分の困りごとを伝える形になります。

また、「役割期待」の概念を使い、
「私はこの仕事でこのミスを避けてほしい」
と具体的に伝えることで、再発防止にもつながります。

さらに、相手の「領域」に踏み込むような言い方ではなく、
「私はこう思っている」と伝えることで、
より安全で効果的なコミュニケーションが可能になります。

例えば、「どうしてあなたは」
という言葉は相手の非を責めるニュアンスを持つため、
「遅刻をやめてほしいが、事情があるなら聞きたい」
と伝えることで、感情的な反応を防げます。

「自分の正しい」と「他人の正しい」は違う

人格攻撃をしやすい人の特徴
①行動と人格を分けない。
②「私は」ではなく「君は」「あなたは」で話す。
③「自分の正しい」が他人にとっても正しいと信じている。

例として、
「40代で未婚の人の性格はゆがんでいる」
と友人が決めつけて言った場合、

これは主観を絶対的な真実として押し付けることで
相手の領域を侵害し、暴力的な言動になります。

相手に気づかせる言葉を投げかけても無駄なら、
距離を置くことが適切です。

「正しさ」の扱い方が感情的にならないための鍵です。

決めつける相手とは距離を置く

学んだこと

最近意識していることは、
『他人に期待しない』
『感情的にならない』
『利他利己の精神で行動する』
の3つです。

「感情的にならない」の部分を
強化できる様にこの本を読みました。

今回の学びは
自分と他人の領域を意識する。
相手が何かを言って来ても、
『相手の領域内での話』と反応しない。

何かを伝えるときは、「人格」と「行動」を
区別して、行動に対して「私」を主語にして話す。

いずれにしても、意識して訓練を続けないと
身につかないと思いますが、意識すれば
感情的にならずに済むかな?

呪術廻戦の『領域展開』や
エヴァンゲリオンの『ATフィールド』を
イメージして、怒りの感情をコントロール
できる様になりたいと思います。

まとめ

感情的な反応を避けるためには、
「領域」の意識を持ち、相手の領域を尊重しながら
コミュニケーションを取ることが大切。

具体的には、フィードバックを行動に焦点を当てて行い、
主語を「私」に変えることで、相手の領域を侵害せずに
自分の意見や感情を伝えらる。

また、自分の価値観を絶対視せず、
他人の考え方を受け入れる姿勢を持つことが、
健全な人間関係を築く鍵となる。

対人関係も自分の心がけ次第。

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この記事を書いた人

1977年生まれ 千葉県育ち
大学卒業後に一般企業に就職も挫折
養成校に入り理学療法士の資格を取得。

失敗を他人、環境のせいにして来ました。
養成校での4年間で、その間違いに気付きました。

あの時の、失敗と気付きが、
今は、様々な事に真摯に向き合えています。

周囲はたくさんのきっかけと
チャンスを与えてくれています。

その事に、気付き思考と行動を
変えられるのは自分だけです。

小さなことの積み重ね。
習慣化→複利の効果→成長

人生の目的
家族とその時に得られる最大限の思い出を作ること。

目標
健康でいる。
時間にゆとりを持つ
お金に縛られない。

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「小さな習慣が未来を変える、
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